私がなぜか 不安なのは 頼むものがないからではなく 頼むものをしっかり握っているからだ
和田稠さん
家族・友人・お金・健康・インターネット・スマホ・・・あげればきりがありませんが、私たちは様々なものを頼みにして生活しています。
親鸞聖人に尋ねますと、その中で最も根深く頼みにしていることは、
「自力というのは、わがみをたのみ、わがこころをたのむ、わがちからをはげみ、わがさまざまな善根をたのむひとなり」(『一念多念文意』)
と、実は私自身であると言われます。
仏法に学ぶ中でこれはこう、あれはああという風に、すべてのことに答えをもっているのが私という存在だと聞きました。
答えを持てば同時に誤りが生まれます。自分の答えから外れたことが起きてくると私たちは不安で仕方ありません。
今月の言葉は、頼りにしている私に執着する私を言い当てる言葉だといただいています。
(住職)
